数字と向きあい、
社員と向きあう。
社内の数字や必要書類を守ることで、
会社を支えていくという使命。
管理部 経理課
A.M
大学では食品の栄養について学ぶ。大学院に進学し、アレルギー発症を抑えることを目的に、エビやカニなどに含まれる微量のたんぱく質による魚介類アレルギーについて研究を行う。
元々あった食品への興味により、就職活動では食品メーカーの研究職を受けていた。しかし自己分析をするうちに、仕事とプライベートは切り分けたいという本音に気づき、食品メーカーでもよりONとOFFのつけやすい事務系職種や研究職以外で就職活動を行う。
入社して間もなく小豆島工場で1週間の研修を行い、現在は経理課として、原料費や販売費などの分析や管理をしたり、法定調書の必要書類の作成などを担当。
経理課の業務は完全に分担制で行っており、私たちの業務は数字がすべてなので、何度もチェックするなど、間違いのないよう高い意識で臨んでいます。業務では、他部署の方に必要書類を提出してもらうことがあるのですが、どうしても数字や内容を間違ってしまう場合があります。時には目上の方に間違いを指摘したり、書類の提出を急いでもらわなければなりません。そういった時でも、円滑に提出してもらえるように、また、お互いが気持ちよくコミュニケーションを取れるよう、お声掛けの際の言い回しなどを気をつけています。
経理業務にあたっては、会計ソフトがあるので特に資格は必要としませんが、私は入社してから簿記を取得しました。資格が直接業務に結びつくわけではないですが、資格取得の際に勉強した内容は普段の仕事に活きていると思います。
以前この仕事で乗りこえた山場があるのですが、それはマイナンバーが導入されて税務署への提出が必要になった時のことです。あらかじめ会社としては、マイナンバー提出に関するアナウンスやシステムをつくっていたのですが、いざその時になってみると「マイナンバーを人に教えるのが怖い」という方が出てきました。対応として個人の住所宛に書類を送ったり、住所の確認が取れない場合には電話を入れたりと、一人ひとりに確認をしたので本当に大変でした。
反対にこの業務で面白いと感じる点もあります。それは、原料関係の買掛金の残高の減少や原因などを分析するのですが、その資料の入力や使い勝手を自分で研究して改善し、効率性を上げていくことです。独学ではありますが、本やインターネットで調べたり、先輩が使用している数式を見せてもらったりということなどを繰り返すことで、資料が改善していくことは面白いですね。