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コレステロールってどんなもの?

コレステロールは細胞膜・ホルモン・胆汁酸を作る材料になるなど、体が必要とする
脂質のひとつ。しかし、増え過ぎても減り過ぎても体に悪影響をもたらします。
正しい知識を得て、コレステロールと上手につき合いましょう。

コレステロール リスクチェック

心当たりのある項目が多いほど、
リスクが高まります。

  • 喫煙している

  • 野菜を意識的に食べる習慣が無い

  • 肥満傾向である

  • お酒をよく飲む

  • 食事が不規則で夜9時以降に食べることが多い

  • 運動はほとんどしていない

  • 肉や脂っこい食べ物が好き

  • 血圧が高い、または血糖値が高い

  • 甘い物や乳脂肪製品(生クリーム、洋菓子)が好き

  • 女性で閉経している

コレステロールとは?

  • LDL(善玉)

    肝臓でつくられたコレステロールを全身の細胞に運ぶ「運び屋」。血液中のLDLコレステロールが増え過ぎると血管の壁に蓄積していくことから「悪玉」と呼ばれる。

  • HDL(悪玉)

    血液中や血管の壁にたまったコレステロールを回収して肝臓に戻す「回収屋」。HDLは動脈硬化を抑制する働きがあることから「善玉」と呼ばれる。

コレステロールとは?

LDLコレステロール値が
高い状態が続くとどうなるの?

※コレステロールの一般的な説明です。

コレステロール値は基準値を外れても自覚症状がないため見過ごされがちですが、放置すると脂質異常症を引き起こし、動脈硬化を招くことに。深刻化する前に早めのケアが重要です。

脂質異常症

血中のコレステロール値や中性脂肪値に異常がある状態。初期は症状がないためサイレントキラーと呼ばれる。

脂質異常症が
進行すると

動脈硬化

LDLコレステロールや他の脂質が血管の壁に沈着して血管が狭くなり、もろくなる。血栓ができると血管が詰まりやすくなり、心臓や脳に致命的なダメージを与える。

脂質異常症の説明:血液中に増え過ぎたLDLコレステロールは血管壁の内膜に入り込み、やがてプラーク(粥腫)をつくる。 動脈硬化の説明:プラークにより血管が狭くなり、さらに血栓ができると血管が詰まりやすくなる。脂質異常症の説明:血液中に増え過ぎたLDLコレステロールは血管壁の内膜に入り込み、やがてプラーク(粥腫)をつくる。 動脈硬化の説明:プラークにより血管が狭くなり、さらに血栓ができると血管が詰まりやすくなる。

コレステロール調整に
有効な食事とは?

コレステロールが多く含まれる動物性脂質はなるべく控え、コレステロールの吸収を抑える食物繊維が豊富な野菜や海藻、大豆製品等を積極的に摂りましょう。
そして、適切なエネルギー摂取と、栄養バランスの良い食事を心がけてください。

控えたい食品:脂質の多い肉類、乳脂肪分(バター、チーズ、生クリームなど)、レバーなどの内臓、鶏卵、加工油脂を塗った食品(即席めん、スナック菓子など)
積極的に摂りたい食品:野菜、きのこ類、海藻類、大豆食品(豆腐、納豆など)、青魚

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